他者を褒めるワーク
私が参加している実践会のアクティビティの一つに他者を褒めるワークがあります。
褒める人を1人決めて1ヶ月間、毎日褒めていきます。
褒める対象
毎日接している人のことは日頃ネタが見つかるので、さほど苦労しなくても書けます。
毎日接していなくても、過去長い間時間を共にした親兄弟のことは、過去の思い出がたくさんあるので、引っ張り出して書くことができます。
毎日接していない人(義理のお義母さんなど)はすぐにネタが尽きてしまい、ありきたいのことだとすぐに行き詰まってしまいます。
実践から得られた気づき
何度かやってみた結果、対象の人への感度が鋭くなりました。
おかげでこんなステキなところがあった、あんなステキなところがあった、とたくさん気づくことができます。
些細なことでも思い出そうとするので、脳トレにもなった気がします。
ネガティブなことでも見方を変えるとポジティブになるので、捉え方の変換も上手になった気がします。
同じ事象でもポジティブに捉え直すことで、自分が寛容になるし、気付きが深まることで感謝の念も生まれてきます。
実践のコツ
脳の筋トレみたいなものなので、ぱっと出てこなくてもあきらめず絞り出すということが必要です。
(うんうんうなっていると、そういえばこんなことがあった、あんなこともあったと芋づる式に出てきて、たいがいなんとかなります)
何人かやっていくうちに、性格、ファッション、趣味、やってくれたこと、過去の話、他者から伝わる話など、切り口を複数持てるようになるので、切り口に沿って思い出せばよいです。
人によっては、最初のうちはなかなか褒められない、ということもあるようです。私は普段から人の良い面を見るようにしているのでそこまで苦労しなかったですが、脳に褒めるモードがインストールされていないと、ぱっと出てこないようです。
なかなか出てこない、という場合はAIからヒントをもらうのでも良いと思います。
また、家族や共通の知人と話せるようであれば、話してみるのでも良いと思います。自分は気づかなかったような一面を話してくれるかもしれません。
上級編
私はまだやったことはないですが、上級者になると苦手な相手に対してもトライするようです。(いやになったらそこでストップしてOK)
ポジティブへ変換を行うと、見方も変わってくるので、相手を客観的に捉え直すチャンスでもありそうです。
あまり苦手という人はいないですが、自分もいつかトライしてみようと思いました。
あまり幸福感を感じないなぁという人は、ぜひやってみるとよいです。まわりの人が実はいかに素晴らしいか、ありがたさを感じることができます。(褒めるとだいたい感謝につながってくるので)自分では気づきづらいですが、幸せ感度がアップすること間違いなしですよ。
コメント